JBへ行くなら、行きたい店と同じくらい、国境をどう越えて帰るかを決めておきたい。
俺は2026年9月、シンガポールからWoodlands経由でジョホールバルへ出かけた。昼はMid Valley Southkeyでとんかつと買い物。夜は居酒屋で日本食を食べ、帰りは日付が変わってからシンガポールへ戻った。
国境を越える手続きは、今回の平日午後には拍子抜けするほどスムーズだった。それ以上に印象に残ったのが、JBの買い物と食事の選択肢だ。想像していたよりモダンな場所があり、「ここならまた来たい」と思う店も見つかった。
このガイドでは、一日の全体像と、行き・帰りの国境越えを写真でまとめた。買い物と食事の詳しい記録は、Mid Valley SouthkeyとKyu Izakayaの訪問記で読める。
この記事の目次
この日の全体像
| 時間の目安 | 実際に過ごした場所・移動 |
|---|---|
| 14:30ごろ | GrabでWoodlandsへ。出国後、バスで国境を越える |
| 15:00 | JB Sentralの案内前へ到着 |
| 15:10以降 | 車寄せからGrabでMid Valley Southkeyへ |
| 午後〜夕方 | マ・メゾンで昼食、モールで買い物 |
| 20時台〜 | Kyu Izakayaで夕食 |
| 翌0:22 | JB側の駅施設内へ戻る |
| 翌1:26 | Woodlandsの建物外へ。Grabで帰宅 |
当日の写真と本人の記録を並べたもので、標準的な所要時間や全行動を網羅した行程表ではない。今回は平日で順調に移動できたが、週末や別の時間帯にそのまま当てはめないでほしい。
昼のMid Valley Southkeyは、SOGOや日本人になじみのある店が集まるモール。マ・メゾンの昼食はRM43.50だった。夕食のKyu Izakayaでは料理4品とハイボール2杯を注文し、RM195.90。買い物や料理の写真、注文の内訳は買い物・日本食の訪問記にまとめている。
出発前の準備
マレーシア入国前には、俺もMDACを入力した。入力するときの公式リンクはこちら。
帰りのシンガポール入国分も、提出が必要な人は先に準備しておく。俺のように深夜に戻る予定なら、到着日が翌日になる点も忘れずに。
提出対象・期限は渡航前にMDAC公式案内とICAのSG Arrival Card案内で確認する。
Grabと地図を使うので、マレーシア側で使える通信も用意しておきたい。
シンガポールからJBへの行き方
GrabでWoodlands Checkpointまで行き、出国後にバスで橋を渡り、マレーシアへ入国してJB Sentralへ歩いた。写真の時刻はすべて現地時間、移動時間は本人の体感だ。
Woodlandsまでは、Grabのほかに3つのバスルートもある
今回はGrabで行ったが、Woodlands Checkpointまでは次のバスでも向かえる。出発する場所に合わせて選べるよう、乗り場と路線番号を並べておく。
| 出発する乗り場 | Woodlands Checkpointへ向かう路線 |
|---|---|
| Bugis付近のQueen Street Bus Terminal | CW2 |
| Newton Circus | CW5 |
| Kranji MRT | CW1 |
乗り場と路線番号はCauseway Linkの公式国境越えガイドでも案内されている。運行状況は出発前に確認してほしい。
この3ルートの市内からWoodlandsまでの区間は、今回は乗っていない。ここからの写真は、俺がGrabを降りて歩いた道順だ。バスで到着する場合は降り場から出国手続きへ進み、出国後のバス乗り場以降は、この先の写真付きの流れを参考にしてほしい。
1.GrabでWoodlands Checkpointへ
まずはGrabでWoodlands Checkpointまで移動した。料金は記憶で約S$20。シンガポールの出発地からJBまで、同じGrabで行ったわけではない。Grabを降りたら歩いて出国し、その先でバスに乗る。
Woodlands側で建物へ上がった階段。ここから徒歩でチェックポイントへ向かった — 撮影:山田太郎/2026年9月・14:32
階段やエスカレーターを上がって進むと、通路に行先表示が出てくる。
Woodlands Checkpointは直進。Woodlands Train Checkpointの案内とは行先が分かれている — 撮影:山田太郎/2026年9月・14:34
俺が使ったのはバスなので、この写真ではWoodlands Checkpointの方向へ。そこからDeparture Hallの案内に沿って進んだ。歩いた時間は体感で5分くらいだった。
2.シンガポールを出国し、バス乗り場へ下りる
俺は日本のパスポートで自動ゲートを使った。このときは並んでいる人がほとんどおらず、ゲートもすぐに通れた。
出国後は、バスに乗るためBoarding Concourseへ向かう。
出国後に撮ったBoarding Concourse・Coachesの案内。バス乗り場へ下りる階段とエスカレーター — 撮影:山田太郎/2026年9月・14:43
3.To Johorの列で、JBへ渡るバスを待つ
乗り場では、To Johorと黄色いCauseway Linkの表示が目印になった。
To JohorとCW1・CW2・CW5が並ぶ黄色い乗り場表示。俺がJB行きのバスを探した場所 — 撮影:山田太郎/2026年9月・14:44
俺が待ったのは体感で約5分。日本発行のカードをタッチして乗れた。乗ったバスの番号とカードの確定請求額は手元の記録に残っていないが、その場で撮った料金表示はある。
Woodlands Checkpoint→JB CIQの現地料金表示。ManjaLinkはS$1.80、EZ-Link・カード側はS$2.00と書かれていた — 撮影:山田太郎/2026年9月・14:44
カード側の掲示額はS$2.00。これは看板で確認した額として載せている。
乗り場に出ていたTAKE ANY CW BUS TO JB CHECKPOINTの大きな案内。JB Checkpoint行きを探す目印になった — 撮影:山田太郎/2026年9月・14:47
同じ看板には運行時間やCashの表示もあったが、俺自身が確認したのは、この時間にバスが来てカードで乗れたことだ。今回の待ち時間は約5分だった。
4.橋を渡り、マレーシア側の入国へ
バスで橋を渡っている時間は、体感で5分未満。マレーシア側に着いたら降りて、入国手続きへ進んだ。
マレーシア側に着いて撮ったArrival Platformの表示とエスカレーター。バスを降りた後の場面 — 撮影:山田太郎/2026年9月・14:52
マレーシア側でも、俺は自動ゲートを利用できた。ここも列がなく、スムーズだった。平日のこの時間帯は、両国の手続きで足止めされる感じがほとんどなかった。
5.入国後はJB Sentralの表示へ
入国を終えた後、次の目印はJB Sentral。案内に沿って通路を歩いた。
入国後の連絡通路。JB Sentralの表示は直進になっている — 撮影:山田太郎/2026年9月・14:57
歩いた時間は、ここも体感で約5分。
Welcome to JB Sentralの表示まで到着。写真の時刻は15:00だった — 撮影:山田太郎/2026年9月・15:00
この先ではKFCや両替所も見かけた。今回はここで両替はしていない。
6.下の車寄せから、JB市内のGrabへ
俺はJB SentralからCity Square方面へつながる通路側で下へ降り、Grabへ移った。
JB Sentral・City Square側の通路から車寄せへ下りるエスカレーター。撮影は15:07 — 撮影:山田太郎/2026年9月・15:07
下へ降りた先の写真がこちら。
15:10に撮った屋根付きの車寄せ。先ほどのエスカレーターの後に来た、JB市内のGrabへ移る場所 — 撮影:山田太郎/2026年9月・15:10
この2枚は撮影時刻と位置情報でも順番を照合できた。アプリで配車するときは、自分がいる車寄せと乗車地点を合わせる。
その後はSOGOが入るMid Valley Southkeyへ向かった。メモに残したGrab代はRM22。モールではとんかつを食べ、買い物の店を見て回った。
往路の時間と移動費
| 場面 | この日の記録 |
|---|---|
| WoodlandsまでのGrab | 約S$20(記憶) |
| Woodlands周辺の写真 | 14:32〜 |
| JB行きのバス待ち | 体感で約5分 |
| 橋を渡るバス区間 | 体感で5分未満 |
| JB Sentralの到着表示 | 15:00の写真 |
| JB市内の車寄せ | 15:10の写真 |
| SOGO方面へのGrab | RM22(メモ) |
写真の間隔には徒歩や手続きも含まれる。今回はかなり順調だったので、この時間を週末や別の時間帯の所要時間としては見ないでほしい。
JBからシンガポールへの深夜の帰り方
JBからバスでWoodlandsへ渡り、シンガポール入国後はGrabで自宅まで帰った。最後のGrab代はS$25。 2026年9月、夜までJBで過ごした日の帰り方だ。
昼の往路はかなりスムーズだったが、深夜はバスが次々に来る感覚ではなかった。このときは、俺の体感では30分に1本くらいに感じた。時刻表や運行間隔を実測した数字ではない。買い物や食事で帰りが遅くなるなら、バス待ちと、Woodlandsから先の移動まで考えておくといい。
1.JB Sentral方面へ戻る
この日は深夜に国境施設へ戻った。駅の中で写真を撮っていたのが、深夜0時22分ごろだった。
深夜0:22に戻ってきたJB側の駅施設内。帰りの出国・バス乗り場へ向かう途中の写真 — 撮影:山田太郎/2026年9月・00:22
同じ0:22に撮ったCORNER STOREのある通路。帰路の駅内で見かけた目印 — 撮影:山田太郎/2026年9月・00:22
そこからマレーシアを出国し、シンガポール行きのバス乗り場へ進んだ。
2.出国後、Woodlandsへ渡るバスを待つ
0:43に撮ったJB側のバス乗り場案内。Platform A・Bと会社別の矢印、Standing・Sittingの表示が並んでいた — 撮影:山田太郎/2026年9月・00:43
俺がここにいた時間帯は、昼のようにすぐ次のバスに乗れる感じではなかった。体感では30分に1本くらいで、1台に乗れなかったら、またしばらく待つことになりそうだった。
だから、深夜の帰りで一番気にしたいのはバス待ち。「あと少しで国境だから、すぐシンガポールに戻れる」とは考えない方がよかった。
駅内の0:22と乗り場の0:43は、それぞれの写真の時刻だ。その間には歩いた時間と出国手続きもあるので、差の21分がそのままバス待ちだったわけではない。
同じ番号のバスで、最後まで帰る必要はなかった
今回は、まずバスでWoodlandsまで渡り、その先はGrabに切り替えた。国境を越える移動と、シンガポール国内の移動を分けると考えやすい。
俺は往路と同じ番号で全行程をつなぐことにはこだわらなかった。乗る前にWoodlands行きかと支払いを確認して、まず国境を渡る。別会社のバスに乗れることと、同じ切符がそのまま使えることは別なので、そこは乗る車両で確認する。
この日の帰りのバス運賃は、通貨を含めて記録から確定できていない。ここでは、実際に確認できている帰宅時のGrab代と分けている。
3.Woodlandsでシンガポールに入国
Woodlandsではバスを降り、入国手続きと荷物チェックへ。俺は自動ゲートを使い、ここも大きく並ばずに進めた。
午前1時20分台には、入国後の建物内にいた。
1:21のWoodlands構内。Woodlands Centre Roadの表示を見て、俺は下りエスカレーターへ行かず左へ進んだ — 撮影:山田太郎/2026年9月・01:21
ここで俺が向かったのはGrabで帰るための出口。バスへ乗り直す流れとは行先が違う。すぐ見える下りエスカレーターへ行かず、左へ進んだのが今回の動きだ。
4.車寄せへ出て、Grabで帰宅
1:26に外へ出て撮ったWoodlands Checkpointの建物と道路。この後、Grabで自宅へ帰った — 撮影:山田太郎/2026年9月・01:26
外へ出てから、自宅までGrabで帰った。支払いはS$25だった。 国境を越えるバスの運賃とは別の、Woodlandsから自宅までの料金だ。
ホテルや別の場所へ帰る人は、配車画面の行先と見積もりに置き換えて考えるといい。深夜のJBから帰る費用は、橋を渡るバス代だけでは終わらなかった。
今回の帰り道を写真の時刻で振り返る
| 場面 | 今回の記録 |
|---|---|
| JB側の駅施設内 | 0:22 |
| JB側のバス乗り場案内 | 0:43 |
| Woodlands入国後の構内 | 1:21 |
| Woodlandsの建物外 | 1:26 |
| その後のGrab | 自宅までS$25 |
深夜でも帰れた。ただ、バスを待つ時間が読みにくかったのが、昼との違いだった。俺なら次も、Woodlandsまで渡ることと、そこから帰る手段をセットで考える。
今回確認できた費用
RMはマレーシアリンギット、S$はシンガポールドル。この記事で紹介した移動・食事のうち、確認できた金額をまとめる。
| 項目 | 金額 | 根拠 |
|---|---|---|
| WoodlandsまでのGrab | 約S$20 | 本人の記憶 |
| JB Sentral/City Square周辺からSOGO方面へのGrab | RM22 | 本人メモ |
| マ・メゾンの昼食 | RM43.50 | 会計票 |
| Kyu Izakayaの夕食 | RM195.90 | 会計票 |
| Woodlands入国後、自宅までGrab | S$25 | 本人確認 |
国境バスの実際の支払額や、その他の移動代・支出は含めていない。為替換算や未確認の金額を足した「一日の総額」ではない。Grab代は出発地・目的地・時間帯で変わるので、配車画面の見積もりを確認する。
現地での支払いの準備は、JB旅行の現金・カード・QR決済ガイドへ。
初めてなら予定を詰め込みすぎない
国境越えに加えて、買い物や食事を全部詰める必要はない。俺なら興味のある場所を一つ決め、そこから夕食と帰路を組み立てる。
今回、JBは「安いものを買いに行く場所」だけではなかった。好きな店を見つけて、食べたいものを食べて、また来る理由ができる。その感覚を知れた一日だった。


